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1953年、高砂市生まれ。1988年から加古川市在住。ラジオパーソナリティ。バンド・リーダー。TVのリポーターや講演会など幅広く活躍中。

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2008年03月30日

お家さん

 今年から花粉症(だと思われる鼻づまり)で悩まされているので、春は、「読書の春」にしようと、提案したいと思ってます。

 さっそく読んだのが「お家さん」。加古川在住の作家、玉岡かおるさんの最新作だ。

 おもしろい。日本で最初の総合商社といえる「鈴木商店」の、明治から大正、昭和にかけての栄枯盛衰を描く。

 舞台が神戸。いつも何気なく通っているようなところが舞台になったりしている。そして、主人公の”鈴木よね”を中心に、歴史

にからみながら、ラブロマンスも繰り広げられる。読んでいて、どこまでが事実で、どこまでがフィクションなのか、分からなくな

ってきた。それほど、小説として、違和感なく話が展開しているということなのだろう。それで、「そうや、書いた本人に聞くの

が一番や」と思い、玉岡さんの”お家”に行って、直接聞いてみた。聞いててよかった。珠喜も拓海も田川さんも、みなフィクショ

ンだと!いやあ、お見事です。そして、歴史に沿って小説を書くことが、いかに大変な作業か、というお話も聞かせてもらいまし

た。資料の収集や分析の、そら大変なこと!おかげで、台湾の歴史についても、よくわかります。

 そして、もうひとつ気になっていたのが、「鈴木商店」の建物などが、どこかに残っているのかということ。この問いには、「残念

ながら、ほとんど残ってない」そうだ。

 春のゆううつを一気に吹き飛ばしてくれる「お家さん」。新潮社から上下2巻で発売中だ。

 お家さん

 

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Posted by 五郎 at 11:02│Comments(4)
この記事へのコメント
鈴木商店は有名ですね。じっくり読んだら面白いでしょうね。小説を読むのは好きですが今は、気持ちと時間の余裕が有りません。
Posted by とう山の銀さん at 2008年03月30日 18:42
先日購入した本8冊、私に読まれるのを待っています。
読み終える頃に購入しようかと思います。
とりあえず、メモっておきます。
Posted by 岐阜の空から at 2008年03月31日 07:33
私も読みました。
とてもおもしろい話ですよね。
棚倉珠喜、いったいどんな会社を経営したのかしらとググッたところで
こちらのブログに行き当たりました。
まさかフィクションだったなんて…
それも田川まで! 衝撃です。
気持ちよくだまされました。
Posted by もも@東京 at 2008年05月23日 10:27
友人に勧められて読んだ「お家さん」にすっかりハマりました。
読み終わるや、私もももさん同様、金子さんたちのその後や史実を知りたくて検索してしまいました。

しかし珠喜も拓海さんも田川さんもフィクションとは・・・
どうりでWikiでも出てこないはずです(^^;
ちょっと寂しいですが、鈴木商店を人の温もりと息吹がかようミセとして私たちに見せてくれた3人に感謝です。
私の中では、ドラマ化の際のキャスティングまで進行中だったのですが(笑)
ちなみに田川さんは平岳大さん。
もうこの人以外考えられません!
もうちょっと浸っていたいと思います(^-^
Posted by ぶち at 2008年10月07日 11:53
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