2008年10月17日
ぜいたく
きのうは、ホント、ぜいたくな体験をしました。神戸市立博物館で開催中の「コロー」展に行ったんですが、なんと、学芸員さんの解説付き!しかも、閉館後の、一般のお客さんがいない、まあ、貸切り状態で、ゆっくりと見せていただきました。
いやあ、むっちゃ面白いですね、コロー。というか、学芸員さんの話。質問しまくりましたが、何でも答えてくれました。
そして、なんといっても、絵の見方が、ぜんぜん違ってきました。
左の絵については、「コローは何を表現したかったんですか」と聞いたんですが、答えは「生命力」。でも僕は、「それより、服の青い色が、印象に残ります」なんて、勝手なことを言ったんですが、「その、服装の印象も含めての、生命力です」と。
コローの、その筆のタッチや、光のとり入れ方、このあたりが見所です。「ヘタうま」の画家、なんて言われてもいるそうですよ。
まあ、一度、見に行って下さい。世界でも、なかなか実現しにくい、コロー展だそうですから。12月7日まで。